学校では教えてくれない裏の価値観

日常に根ざした事柄を追求して、はっきりといわせてもらいます。

日本の国民性が無個性無趣味を生み出した。

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今更言うのもなんだが、無個性や無趣味は、日本の国民性の歴史そのものなので、今更だが、実は当たり前なことだと思う。
なので今回は日本の国というものを国民性の観点から考えてみる。

この国は、小さい島国なのに、どうしてここまで栄えたのか不思議だと思う。個人的に思い浮かぶ理由としては…

1.海に囲まれているので、外側からの侵略を受けにくい。国土が狭いので、広い国に比べれば情報も伝達しやすい。また、全国支配も行いやすい。戦が多いと損失ばかりで創造が滞る。

2.国民の大半が農民で、国力増強のため貧しい生活を強いられ、肉を食べないので、比較的穏やかな傾向になる。

3.海外との交流が少ないので、独自の世界、独自の文化を発展させられる。

4.海によって閉ざされた世界なので、ひとつの宗教が浸透しやすい。

明治時代には天皇制と神道を日本の国教へと昇華させ、義務教育を利用して浸透させ、立派な宗教国家へと変貌させた時もあった。
この時代の国民が最も優秀な人材に溢れていたように感じる。
やはり、宗教は文明の飛躍的な発展に欠かせないものだ。現在の日本を見る限りでも、倒幕を果たした明治政府の速やかなる宗教国家への移行という判断は英断だったと言わざるを得ない。

しかし、同時にデメリットとしては宗教国家になると、どうなるかというと…

国民の服装のバリエーションが減る可能性。
主義、主張、考え方が統一される傾向にある。
ひたすら耐え忍ぶことや、他者のために行うことが美徳となる。
仕事上でも集団行動になりやすいので、規律や協調性を重視し、個性を必要としない。
「和をもって尊しとなす」は裏を返せば、個性を主張せず、和を乱すなという暗黙の了解を求めている言葉であるように思う。
つまり宗教国家はブラック企業のやり方と同じ。
先祖代々我々はブラックな傾向にあった!

というわけで、昔からこういうブラックな国だったんです日本は。
しかし、だからと言っていつまでもブラック企業の時代かと言えば、そんなことはないと思いたい。
これからは「海で閉ざされた時代」ではないのだから新しい日本の国民性が育つのではないかと思います。
インターネットの力は日本だけではなく、世界をも変えます。
本当に、僕らは変化する時代に生まれたんだと思いませんか?みなさん。