学校では教えてくれない裏の価値観

日常に根ざした事柄を追求して、はっきりといわせてもらいます。

一人の時間は大事なもの

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「人という字は、人と人が支え合って出来ているんですぅ」とかいうセリフを金八先生が口にしたそうですが、これは彼が独自に創作した由来であり、本来は普通に人の姿を象形文字にして、そこから変化した形が現在の「人」となります。
…それはいいとして、本題に入ります。

人は基本的には、一人で立てるようにならなくてはいけないという考えがある。
当然、我々人間は集団で生きる動物であることには変わりないが、有名な『学問のすゝめ』で福沢諭吉も言っていた通り「一身独立して、一国独立す」という言葉がなかなかしっくりくる。
つまり、「一人一人が独立できなくては、国(集団なども)が独立することはできないだろう」ということ。
明治の初めにはこういう思想が一部ではとても流行った。福沢諭吉の思想は、とにかく独立しろ!負けん気を持て!誇りを持て!教養を身につけろ!曲がった事は絶対にすんな!と当時の若者に訴え続け、それなりに人気だったのだろう。
彼はおそらく人の世話になるのが嫌だったのかな、かなりの意地っ張りなんだろうなと思うが、その真っ直ぐで純粋な姿勢は、人間的な美観で考えれば立派で素晴らしい。
しかし、全ての人間に理解できる内容ではないし、気質によって性格は変えられないものなので、適性のあるものが各々真面目に取り組みましょうということなのかなと思う。

とにかく、まず独立することを目指すためには敢えて一人になることも必要だ。
一人の時間を設けることによって余計なストレスからも解放されるし、落ち着いて過ごすことができる。自分という人間が嫌いでないのなら、その自分と過ごす時間も悪くないと思えるだろう。
時にはその時間を自分を磨くような何かに使えるのならとても有益なものだし、この一人の時間をちゃんと確保できるのかということが、少しでも成長するために行える最も効果的な第一歩だろう。
そして、日常を生きる中で様々な物事に興味を持てるようになれば、面白さは尽きないし、人生そのものが探索の毎日で面白いと思う。そのためには沢山の価値観や了見が必要になるが、それの説明はまた今度。

という感じで、色々工夫して一人の時間でも楽しめる心が重要だ。楽しくなくては貪ることもできないからね。貪ることの大事さを説明するのはもちろんまた今度です。
つまり、まだ続きます。よろしく。