学校では教えてくれない裏の価値観

日常に根ざした事柄を追求して、はっきりといわせてもらいます。

失敗のない恋愛??

次こそは最後の恋愛にしたい。

そういう真面目な気持ちで臨むという前提の話、恋人というものは安易に作れるものじゃない。安易に作れるという人はいざ、付き合ってみても、やはり無理になって別れるということを何度もしていると思う。さらに、別れる段階に至り、お互いが納得できる状態であればいいのだけど、そうでない時に別れるのはかなり酷な事だ。別れを切り出す方にとって、罪悪感が大きくのし掛かる。下手したら相手の人生を狂わしてしまう。それはかなりの心的ストレスだし、繰り返したくないと思うのは当然だ。

それならば、別れることがないような最高の相手を探して、終わることのない関係を作りたいと思うのは、誰もがそうだ。そして、それがとても難しいことだと誰もが知っている。条件を増やせば増やすほど選択肢は減り、適した人を見つけても、既に相手が居たり。

恋人を作る過程で、これだけ臆病になるんだから、さぞかし結婚なんて無理だろうと思ってしまう。

もしも妥協のかけらもない相手と相思相愛になれたなら、別れる苦労も必要なく、当たり前のように結婚がその延長上にあるので、理想の相手との階段を登る権利さえ手にすればとんとん拍子だろう。ゆっくりと残りの人生の全てをかけて、二人の絆を漸進していけばいい。

しかし、その相手を見つけることが大変な上に、その相手からもこの上なく好かれなきゃいけない。これはもう相当大変な事だ。

それに多くの場合、男女とも、好きな人に好きだと簡単には言えない辛さもある。
例え、好きな相手といい感じになれたとしても、すぐに先には進めない難しさ。
相手は本当に自分のことを好きなのだろうか?好きな気持ちは一時的なもので、飽きられてしまわないだろうか?自分よりももっと好条件の異性に奪われてしまわないだろうか?実はもっと好きな人がいて、自分は補欠ではないだろうか?

好きなのに、ネガティブな理由を探して、何度も塞いでの繰り返し。

誰だって自分に絶対の自信があるわけじゃない。相手にとって理想の恋人で居られるかもわからないし、それを演じ続けるのも難しい。

恋愛に対し真面目な気持ちを抱いてるからこそ、気になる人の中から一人に絞るのが難しい。

誰が最も正解に近いのか?色んなことを考えて、そうして無駄に時間は過ぎていく。
もっと相手のことを知りたい、それがわかれば判断材料になるから、答えも出るかもしれないし、何よりもっと同じ時間を過ごしてみたい。

緊張してドキドキするけど、楽しい時間になるはずだ。

そして成就した場合の恋愛初期の夢心地。それはもう幸せな気持ちで全てが明るく見える。相手との将来を夢見てひたすらに進みたくなる。

そして、次第に相手との時間に慣れ始め、冷静な自分に戻ってからは色々なことを考える。

楽しいことばかりじゃない、大変なことも、不快に思うこともある。どちらか一方に、あるいはお互いに軋轢が生まれ、あるいは破局に至ることも。

そして、再び…次こそは最後の恋愛にしたいと願う。

ちなみに、結婚が成功したと言える状況とはどんな感じなのだろう?
確実に言えることは、夫婦の仲はめちゃんこいいってことだ。それなくして、幸せな結婚とは言えない。

身の回りで幸せな結婚をしたという人はとても少ない。

男女関係ってホントに難しい。
もしも、最高の伴侶だと胸を張って言えるような相手と一緒になれたなら。それを守るために残りの人生頑張ればいい。

人生、伸るか反るか、チャンスをものにするための勇気を持ちたい。
たとえ、失敗したとしても、みんな前を向いて進むしかないから。